歳相応に老化
我々の年齢になると誰もが口にすること“人の名前が出てこない”という言葉だ。ついさっきまで話していたその人の名前が出てこないことがある。
要するに記憶にはあるが再生力が相当に鈍っているわけだ。学生時代、若い頃の職場の人間などは忘れていても1回聞けば次からは出てくることが多い。
ところが毎週顔を合わせているのに直ぐに名前が出ないことがる。こんな時自分流にこじつけて覚えることにしている。
テニスの仲間にSさん(それまで聴いたことの無い姓の人)がいるが、半年くらい名前が覚えられなかった、そこで学生時代の仲間にSIMODE君というのがいたことを頭に入れる。もう一つ両人とも頭文字はSであることも頭に入れておく。
Sさんの顔を見たらSIMODE君を思い出すことを繰り返す。共に頭文字がSということも思い出す。そこまでくるとSさんの姓がが出てくる。
こんな回りくどいことをして一人の名前を覚えた。今でも時にSさんが直ぐでないことがある、また回りくどいことをして1秒遅れで名前を呼ぶことになる。
歳を感ずることでもう一例。ギターを少しばかり弾いているが、譜面を追うときの速さにあれと思うことがある。ギターは左手で弦を押さえて、其の弦を右手で弾くわけだが、左手で押さえる位置は頻繁に使う領域なら見ないで押さえられる。
もちろん右手もみないで其の弦を弾いて音を出す。目で追うのはギターの前にある“譜面”といおうことになる。譜面のおたまじゃくしの位置を即読み取り即両手を動かす。この繰り返しでリズムなるのはご存知の通りです。
ところが最近譜面を見てドレミファ・・・の“ド”位置だと頭では認識しているが、瞬時には両手が其の場所に行かないことがある。
合奏では半秒か1秒遅れてもリズムに乗れないので致命傷になる。数小節省略して先を見て待っていて合わせることがある。これも瞬時の判断力の衰えなのだろうか。
他にも最近気になる現象がある。外出するとき鍵をかけて出て、歩き始めて2、3分して“あれ鍵かけたかな?”と不安になり再確認に戻るとか。
寝る前に飲んでいる花粉症の薬を何かの都合で早めに飲んだりすると、飲んだかまだなのか忘れてしまう。食後の歯磨きをしたかどうかを度忘れする・・・などなど。例を挙げるに事欠かない。
これらは他の考え事をしながら行っているとかその行動の最中や、直後に電話が来るなどで別の行動をとったときに忘れてしまうようだ。
歳をとると“一つやると一つ忘れる”がよく当てはまるものだとつくずく感ずる。齢70歳を1年後に控えて当たり前というか、早すぎるというかイヤハヤ。



