カタバミ

庭に、蓚酸を持つことで知られている、「酢漿草」が繁茂している。これの名前も気になっている。色々なことをすぐ忘れてしまう昨今なのに。

酢漿草(Oxalis Carniculta)は、カタバミ科の多年草で、世界の暖帯、熱帯に広く分布し、人家の周囲や道ばたなどに多い。

茎は細長く地上を這う。茎葉は緑色又は紫紅色。春から秋にかけて、葉腋から細長い花柄がでて、笠型に数個の黄色の五弁花を付け、サク果を結ぶ。葉は互生し、倒心臓型(ハート型)の3子葉からなり、葉は昼開き、夜閉じる。

果実は円柱形で直立し、長さ2cm内外。熟すと両面に皺のあるレンズ型の小さい種子をはじき飛ばす。

蓚酸水素カリウムを含むため、葉、茎共に酸味がある。葉は真鍮を磨くのに使われ、疥癬の薬とされたらしい。庭の雪の下やドクダミナドの漢方薬にも昔は、色々お世話になった。

種子が自分の力で弾けて飛ぶタイプには、カタバミの他に、スミレ、ゴマ、ツルマメ、ホウセンカ、ユリ、ヒルガオなどがある。(サク果;裂開果の一種。二枚以上の心皮から構成される子房が成熟するにつれて、その子房壁即ち果皮が乾燥し、軸に近い下部から裂けて種子の散布がなされる果実。)

我が家では、通常の黄色の花を付けるカタバミはマイナーグループで、肉厚の葉を持つものが主流である。

紫カタバミではないかと考えていたが、鱗茎の色が本の記述とは異なり、白色で有ることから、そうではないらしい事がつい最近判明した。

紫カタバミは、カタバミ科の帰化植物。南アメリカ原産で、江戸時代に、観賞用に輸入された。地下に褐色ないし赤褐色卵形で、多数の小鱗茎を付ける。

「鱗茎(地下茎の一種で、ユリ、チューリップ、タマネギの類に同じ)」夏に葉の間から花茎を出し、淡紅紫色、5弁の花を付ける。良く繁殖し時に畑の雑草となって、絶滅が困難なほどに害を与えるとされている。

その後の図書館での調査から、我が家のカタバミは、オキザリスの園芸品(Oxalis brasiliensis)らしいと推定している。

1976年の朝日百科、43巻に有る写真の花の、濃い紅紫色と形がよく似ている。

今のところこれが最有力の情報。

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