2008年ふり返り
長谷川栄一
昨年は「変」の年
昨年(2008、平成20年)をあらわす漢字は“変”だった。米国発の金融の危機、株価の暴落などの経済の激変、日本の首相の交代劇、オバマ新大統領の掲げた“チェンジ”などの政治の場面の変化、世界的規模の気候の異変、良くも悪くも変化が多かった一年ということのようだ。
国内の世相を見るに相次ぐ企業犯罪や偽装、詐欺、殺人・・・・などのニュースが毎日のように報じられております。“変”の字にはこのような社会をもっといい方向に変えてほしい、変えていこうといった意味合いもこめての選択とも思えます。
一年をあらわす漢字を一文字で示す行事は毎年12月に日本漢字能力検定協会が行っているが、昨年の応募数11万人強のうち“変”を選んだ人が6000人(5.4%)でもちろん1位だったそうです。一昨年の文字は“偽(にせ)”でしたので2年続けて明るいとはいえ無い文字が登場したことになるでしょうか。ちなみに昨年の2位以下は食、乱、高、株、毒・・・だったそうです。



