11月16日 「春琴抄」 1976年東宝
谷崎潤一郎原作の同名映画化。これまで1935年以来4度映画化されたが、題名を変えて「お琴と佐助」などと命名した作品もある。
DVDの都合で最新作の山口百恵・三浦友和コンビの作品の上映となった。
9歳で失明した菜種問屋の次女お琴と、時には彼女のわがままに耐えながらも、影となって献身的に仕えていく丁稚の佐助の倒錯的な情愛を描いた名作。
圧巻は顔に熱湯を浴びせられたお琴からの「お前だけには、この顔を見せとうない」との訴えに、佐助が針で両目を突き刺すシーン。
これには正視に堪えられなかったとの感想があった。



