2007年あれこれ
長谷川栄一
まえがき
毎年この欄で触れているが、昨年(2007、平成19年)末京都清水寺に掲示された一年を示す漢字は“偽”(にせ、いつわり、ギ)であった。
残念ながら好感の持てる字では無そうだが、昨年を象徴するには当を得た一文字かもしれない。
この字の本来の意味は“人が意思や手を加えること”(“自然のまま”の逆の意)と辞書には出ている。それにしてもうそ、いつわりが次から次へとと報道され、誰もが又かと唖然とした年であったことでしょう。
北海道の牛肉に別の肉を混入、東北では地鶏の肉を偽っていた。伊勢の名物の赤福餅の賞味期限の偽り、老舗の料理屋吉兆で使用肉の偽りなど。食に関するうそがここまで出てくるとはびっくりというほか無い。
残念ながら食ばかりではないようだ。コピー紙への古紙の混入率の偽り、建築用の鉄鋼のサイズの偽り、さらに会社の決算の虚偽報告、労働者の派遣を二重に行っていた会社などなど・・・例を出すのに事欠かない。
ここまで世の中がうそで乱れているのは非常に残念ではあるが偽りでは無い様だ。
さあどうすれいいのか。
政治、経済、教育、家庭など総出動が必要なときにきているのではないだろうか。
さて本題に入るとしよう。



