蓚酸から炭酸ガスに
アイソトープを用いた実験から、「空気中の0.03%を占める炭酸ガスは、植物中に取り込まれて、ホスホグリセリン酸、マレイン酸、アラニン、アスパラギン酸等になる」と判っている。
当初漠然と考えていた考え、つまり、根粒バクテリアが、窒素の固定を巧みに行うように、条件を最適化して、カタバミに、「頑張って空気中の炭酸ガスをもっと固定しろ」というのは、お門違いらしい。
蓚酸は、その分子中に占める炭酸ガス部分骨格の割合が大きく、これを、工業用の原料として使う事ができれば、空気中の炭酸ガス低減の一つの考えになろう。
炭酸ガスをただ埋設するだけで減らすという発想は余りに寂しい。
太古の地球が炭酸ガスの世界だったこと、炭酸ガス濃度が、0.3%でも光合成が十分進むことなどが知られている。航空機用燃料を食べるバクテリアや、温泉に住む魚がいたりする広い世の中だから、高圧の炭酸ガスや、蓚酸を好み、これらを用いて糖変換を効率的に進める酵素や生物がいても可笑しくない。
ガスマスクを付けて、見物する植物園があっても良いのでは。



